期待が入っているバスケット
2月から、コロナウイルスについて、テレビでも新聞でも皆が話しています。長い時間が過ぎたけれども、今も、感染者の数は高くなるし、経済の状態が悪いし、最近のニュースを聞いたら、人々の不安がどんどん強くなっていく恐れがあります。
でも、この状態にも、面白い話もあるんじゃないですか。今日私が紹介したいのは、ナポリで生まれた「panaro solidale」というプロジェクトです。
これはお金がないので買い物できない人のため考えられました。家のバルコニーからアパートに住んでいる人々が下げたバスケットです。
そのバスケットの中に、道を歩いている人が、できるだけ、野菜とか、果物とか、一般的な食べ物を置くことができます。
バスケットの中に置いたものは、アパートに住んでいる家族のためだけではありません。お金がなかったら、誰でも道を歩くとき、何か自由に取って、持って帰ることができます。
バスケットの上に紙がついています。それは「お金があったら、何か入れてください。お金がなかったら、何か取ってもいい」という意味があります。
この「panaro solidale」 と同じようなプロジェクトが色々行われています。もちろん、コロナの解決ではありませんが、人々の心の中に期待的な考え方起こさせるのではないでしょうか。
(キアラ)
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2020.04.16 18:21