ヴェネツィアの伝説

ヴェネツィアにはため息橋に関して有名な伝説があります。それは「恋人同士がゴンドラに乗り、日没時にこの橋の下でキスをすると、永遠の愛が約束される」というものです。地元に伝わるこの伝説が有名になった理由は、『リトル・ロマンス』という映画だそうです。パリで出合った少年少女がこの伝説を知って、二人で駆け落ちしてベネチアへ向かって、伝説のじょうじゅを願うというストーリーです。

この映画は日本でもヒットして、テレビでもよく放送されていたので、まだ覚えている人が多いそうです。というわけで、毎日、日没時になると、あそこはゴンドラで混雑になってしまいます。しかしおもったより、実はそのため息というのはそのそばにある牢獄の最終階に投獄された囚人の悲鳴でした。夏か冬になると、屋根が鉛で作れたので檻の中では大変に暑くなったり、寒くなったりしてしまいました。その結果、苦しすぎて、囚人の悲鳴が外でも聞こえたんです。

実話はそれほどあまりロマンチックじゃないでしょうか。


三金

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