音楽コーナーその三: Fabrizio De André

皆さん、また音楽コーナーへようこそ!このブログで定期的にアーティストを紹介することにしたッス。今度の紹介するアーティストはファブリツィオ・デ・アンドレというイタリアの作曲作詞家だぜ。

今度イタリアの歌手を紹介すると思って、すぐデ・アンドレのことが思い浮かんだね。なぜなら、イタリア人全員知っている者だからだ。彼が本当にイタリアの現代音楽の基本を作った人だと思ってるッス。活動期間は1961年で、亡くなったのは1999年だ。この三十年界の間、イタリアの音楽に印象を残こしたことに違いない。でもどうして?

デ・アンドレの歌詞は詩のように感じがする。旋律、ただのギータとピアノだからよく簡単でも、大切なのは歌詞ッス。テーマは色々あるけど、多いのは戦争、憎しみ、堕落、罪、宗教、つまりイタリアに関係あるテーマなのだね。イタリアの問題を呼ばわりしていたわけではない。ただ、その問題を歌で見せていたわけッス。

彼が実はジェノヴァ出身だけど、イタリアの様々な方言で歌ったこともある。もちろん、ジェノヴァ方言、そして、トリノ方言、ナポリ方言、サルデニア方言などだね。デ・アンドレはイタリアのこと大好きだった。良いところも悪いところも好きだった。だから、イタリアの何でもについて歌うことにしていたッス。

彼の暮らし方についての噂がタクサンあるけど、構うか構わないか自分で決めな。私の意見では大事なのは音楽ッス。

じゃじゃじゃ、最後は、相も変わらず、個人的なトップテン。イタリア人ならば、もうこの歌を聞いたことがあると思うけど、日本人だったら、ぜひ聞いてみてくださいね。歌のよこに、タイトルの翻訳と短い説明があるッス。


1.La Guerra di Piero (ピエロの戦争): 軍人の見方での戦争

2.Un Giudice (ある裁判長): いじめることと敵討ち

3.La Ballata dell'Amore cieco o della Vanità (盲の愛と虚栄心の歌謡): 病めた愛のせいで死ぬこと 

4.Bocca di Rosa (バラの口): 幸せをあげる売春婦の物語

5.Don Raffaè (ラッファエ様): 刑務所とマフィア、ナポリ方言

6.Il Bombarolo (爆弾を作る人): テロの物語

7.Il Testamento di Tito (ティトの遺言): 宗教と死

8.Il Pescatore (漁師): 勘弁の物語

9.Girotondo (輪舞): 子供の見方での戦争

10.Geordie (ジョーデ ィー): 英国の伝説、妻と一緒に歌った


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